シミ対策

 こんにちは。10月もあと2日で終わってしまいますね!

今年は10月になっても日中は日差しが強く、紫外線が気になりました。

気づくとシミが増えてる!なんてことはしょっちゅうです。今日はシミのお話しです。

シミと言っても、さまざまな種類があります。まずは自分のシミの種類を見極め正しいケアを行いましょう。

 

  • 老人性色素

紫外線や加齢が原因。顔や手の甲など、常に日光を受ける部分にできます。若いころに日焼けした人ほどできやすい傾向にありますが、美白コスメで予防が可能。

 

  • 炎症色素沈着

ニキビ、吹き出物、発疹や傷なでで皮膚が強い炎症を受け、それがきっかけとなって出きるシミ。年齢に関係なく、紫外線を浴びることで悪化して濃くなることもあります。

 

  • そばかす

老人性色素は違って、幼少期から出現することもあり、多くは遺伝によるものです。

紫外線を浴びることで濃くなることがあります。

 

  • 肝斑(かんぱん)

加齢とともに頬や口のまわりにできやすい。左右対称で少しぼやけているのが特徴。30~40代の女性に多く、原因は主に女性ホルモンが関与していると考えられていて、飲み薬などもあります。

 

当てはまったものはありましたか?

当院ではシミにきくハイドロキノン、トレチノインを扱っております。

 

ハイドロキノンはシミをはじめとした色素沈着の改善が期待できる薬です。ニキビ跡を放置すると色素沈着を起こす可能性がありますが、ハイドロキノンで予防ができます。

ただ、そばかすは遺伝的な要因が大きく、ハイドロキノンでは十分に治療できない場合があります。

トレチノインはハイドロキノンに比べて高額ですが、併用すると効果的です。

ハイドロキノンはドラッグストアでも手に入りますが、市販品のハイドロキノンの濃度は保証されておらず、また刺激性が強い為、濃度が高すぎると炎症や白斑といった副作用を引き起こす可能性があります。副作用のリスクを避け、肌トラブルの改善を目指すならクリニックで処方されたハイドロキノンを使用しましょう!

 

川口皮膚科クリニックスタッフ