グリーンネイルにご注意!

こんにちは

皆様、グリーンネイルという言葉を聞いたことはありますか?

ネイル好きな方や興味がある方は耳にされた事があるかもしれませんね

 

グリーンネイルとは、手足の爪に緑膿菌(リョクノウキン)という細菌が付着し増殖して爪が緑色に変色してしまう細菌感染症の事です。

緑膿菌は常在菌の一つで、普段は数が少なく健康状態に問題を引き起こすことはありません。しかし、爪を不清潔な状態や爪に疾患をもっていたりすると菌が増殖してグリーンネイルを引き起こす可能性があります。

 

緑膿菌が好むのは、狭くて湿度の高い環境です。ジェルネイルやスカルプ等が浮いてしまうと、手を水で濡らした際にその隙間に水が溜まり湿度が高くなります。目に見えないわずかな隙間であっても緑膿菌が繁殖してしまうので、ジェルネイル等を施している方は注意が必要です。

また、爪に疾患がある方は症状が発生しやすい傾向にあります。例えば、爪先が白く浮き上がる爪甲剝離症になっている方は感染しやすくなるため、注意が必要です。他にも爪カンジタ症や爪白癬を発症している免疫力の低下している高齢者の方などは感染しやすいといわれています。

 

  

グリーンネイルになったら・・・

ネイルをされていたら続けての施術はやめて早めに医療機関を受診しましょう

そのままの状態にしてしまうと症状が悪化してしまったり、爪が剥がれてしまう可能性があります。

 

健康な人が感染することは稀といわれています。免疫力が低下することで緑膿菌に感染しやすくなるため、睡眠や食事のバランス等健康維持することが大切です。

グリーンネイルになってしまっては、せっかくのネイルも楽しめなくなってしまうので、しっかり予防していきましょう!

 

 

川口皮膚科クリニック スタッフ