ポカポカ陽気に誘われて
お出かけしたくなる季節になりましたね
この時期こそ
気をつけたいのが【紫外線】です。
冬から春へ変わる3~4月は一気に紫外線量が増えるとき。
紫外線は、季節に関係なく降り注いでいますが、紫外線量は4月~ 9月の半年で1年間の70%~80%といわれています。
日差しはまだ弱くても、 本格的な対策を始めないといけない時期なのです!
●紫外線の種類
UVAとは
肌への作用は弱いが地上の紫外線の約9割を占め、 ダメージが蓄積するタイプ。肌の奥深くの真皮にまで届き、 肌のハリや弾力を保つコラーゲンやエラスチンを破壊するため、 色素沈着やシミ・そばかすだけでなく、 シワやたるみの原因になることも。
UVBとは
地上の紫外線の約1割と量は少ないですが、 表皮を中心にダメージを与え炎症を起こします。
短時間でも肌が赤くなるサンバーン(日やけによる炎症反応)や、 数日後に肌が黒くなる色素沈着はUVBが主な原因。 乾燥や肌荒れも起こしやすくなるのです。
1日の内では、 太陽の位置が高くなるときに紫外線量も最も多くなるので、 午前10時頃から午後2時頃までが要注意の時間帯です。
この『UVA』と『UVB』を防ぐ効果を示しているのが
『PA』はシワやたるみの原因になる『UVA』 を防ぐ効果を示します。
『PA』の後に『+』の数が1〜4個で続き、 その数が多いほど効果の高さを示しています。
日常生活ではPA++、SPF20くらいのもので十分紫外線から
お肌を守ることができますよ。
「まだ春だから」と油断しないで、 春からきちんと日焼け止めを塗り、保湿を入念にするだけでも、 肌の潤いや調子は変ってくるはずです。肌トラブルから守り、 美肌を維持するためにも、 ぜひ今から対策を習慣にしてくださいね。
川口皮膚科クリニック スタッフ