皆さんこんにちは☺
近頃とても寒くなってきましたが、お風邪などは引いていないでしょうか?
私は元気なのですが、顎に痛痒い湿疹のようなものが出来てしまいました💦
しばらく様子をみてみましたが治らずに、先生に診察して頂いた所「皮脂欠乏症」と診断されました。
さて、当院でも良く聞く病名の「皮脂欠乏症」って何?
一緒にどんなものか見てみましょう(^^)/
皮脂欠乏症とは
皮脂欠乏症とは皮膚表面にある皮脂が減少することによって、角層の水分が少なくなり、肌が乾燥している状態のことをいいます。
角質が厚くなって剥がれかけている状態、鱗屑(りんせつ)や皮膚表面のざらつきがみられ、ひび割れによって痛みを伴う場合もあります。
皮脂欠乏症は徐々に進行し、かゆみが生じて皮膚をかくことで悪化を招き、皮脂欠乏性湿疹につながる可能性があります。
悪化原因・要因って??
・空気の乾燥
・硬いタオルで擦り洗い
・熱いお風呂に入る
・電気毛布
・加齢
・季節 空気が乾燥しやすい秋から冬にかけては特に
・アトピー性皮膚炎、糖尿病などの内臓疾患、血液透析や一部の抗がん剤治療など
治療内容
治療の基本は保湿剤を塗って乾燥した状態を改善することです。
症状が軽い場合は保湿剤だけで、良い状態を維持できます。
入浴後、なるべく早め(出来れば10分以内)に保湿剤を塗ることも大切です。
保湿剤をしっかり塗ると、冬の間の悪化を予防できます。
湿疹になっている場合はステロイド外用剤を併用して治療します。
日常生活の注意事項
- 入浴時は熱いお湯、長時間の入浴は避ける
- 体は優しく泡で洗う
- お湯だけでは汚れを十分に洗い流せないので、泡立てたもので洗い、洗い残しがないようにしましょう
- 入浴後5分以内にできいれば保湿する(吸収がよくなります)
以上の事を気を付けて私と一緒に直していきましょうね!!
皆さまも気になるようであれば当院にご来院下さい
川口皮膚科クリニックスタッフ