加湿器のお手入れ、忘れずに。


寒い時期になると乾燥対策で加湿器を使う方も増えてくると思います。

毎日使い続けてメンテナンスを怠っていると知らず知らずのうちに体に悪影響を及ぼす可能性もあります。そうならないために加湿器のメンテナンスをご紹介します。

 

●加湿器にカビが入る原因とは?

容器の中の水は毎日取り換えるものですが、ついつい忘れてしまう方もいるかもしれません。加湿器をあまりお手入れしていないという方はまずタンクやフィルターの状態を見てみましょう。

こまめに水の入れ替えをしていないとカビが生える原因になりかねません。水を入れ替える際は少量の中性洗剤を使用して何度かすすぐようにするとタンク内を清潔に保てますよ。

また、タンクに入れる水はミネラルウォーターやアルカリイオン水などではなく、水道水が推奨されています。水道水には微量の塩素を含んでいる為、カビ菌・雑菌は入ってこられません。微量の塩素は、コップなどに入れておくと数時間で抜けてしまいますが、塩素が残っている間はカビや雑菌を抑えてくれます。

 

●メンテナンス方法は?

もし加湿器にカビが生えてしまったら、まずは塩素系漂白剤を薄めた水でタンク内をふきましょう。通常の加湿器のメンテナンスは、クエン酸洗浄することでカビの発生を防ぐことができます。

ヌルヌルとしたピンク色の赤カビは繁殖スピードが速い為、見つけたら早期に掃除しましょう!そして、洗った後はしっかり乾燥させましょう。

最も大切な対策は使用後はタンクに残った水をすぐに捨てることが大事です!

 

清潔にしていないでそのまま使い続けてしまうと体調にも影響してきます。

そうならない為にも、しっかりとメンテナンスをして、正しく効果的に加湿器を使用していきましょう!

 

川口皮膚科クリニックスタッフ